FXの基礎から売買まで



FX USD

 

米ドルの最大の特徴といえば、世界の基軸通貨であるということに異論はないでしょう。


世界中の通貨は、歴史的に対米ドル相場を中心に相場を形成させてきました。第二次大戦後、IMF協定において戦争によるヨーロッパの荒廃とアメリカの経済的・軍事的巨大化を背景に、それまで基軸通貨であった英ポンドに代わって主要国の為替交換レートは米ドルにリンクすること、つまりドルに対しての固定相場制が決定しました。


このような米ドルの基軸通貨としての地位、冷戦時代より続くアメリカの突出した軍事力は、「有事のドル買い」というひとつの大きな特徴を形成してきました。


戦争やテロなどの有事の際、価値が保証される安全な通貨に資金を移動させる傾向にあります。このため、強い軍事力によって政府への深刻な攻撃に対する防衛を充実させているアメリカのドルが買われてきたのです。


現在ユーロが台頭してきているものの基軸通貨として米ドルに比肩しうる通貨がいまだにないことから、基本的にアメリカ国内のテロ以外には「有事の際のドル買い」の動きは維持されると思います。